
注文住宅を設計していると、家事動線や作り付けの家具などどうしても内装に注目してしまいがちですが、外観もおしゃれで後悔のないものにしたいですよね。そこで今回は、注文住宅の外観をおしゃれで後悔しないデザインにするコツを紹介します。
目次
Toggleおしゃれな注文住宅の外観とは?押さえておきたいポイントを紹介!
まずは、外観デザインで後悔しないための4つのポイントを紹介します。
1.飽きのこない落ち着いた色味
まず押さえておきたいのが、落ち着いた色味を選ぶということです。赤や青など彩度の高い色にも興味を惹かれますが、飽きのこない周囲との調和の取れるデザインにするためにも、モノクロなど落ち着いた色を基調としましょう。ですが、彩度の高い色味も差し色程度であればアクセントになり、注文住宅ならではの個性を出せます。
2.コンセプトに忠実なデザイン
見ていて「あ、おしゃれだな」と思う住宅の外観は、デザインのコンセプトが定まっていることが多いです。デザインコンセプトと聞くと難しく感じますが、「和モダン」「北欧風」など全体のテイストのことを言います。コンセプトを軸に色味や素材を決めていくと、チグハグにならずまとまった印象の外観にしやすくなります。
3. 屋根の形にこだわる
住宅は作品としての建築物とは違いある程度形の決まったものになりますが、造形で一番変えやすいのが屋根です。屋根を変更するだけで全体の印象が大きく変わり、また雨水・積雪の流れや屋上の有無も変わってきます。おしゃれで後悔のない外観作りには、屋根の検討も欠かせません。切妻屋根や寄棟屋根、陸屋根などご家庭の地域や生活スタイルに合った屋根の形にしましょう。
4.流行りを追いすぎない
住宅の外観作りで気をつけて欲しいのが、流行のデザインにこだわりすぎないということです。自分の家はこの先何年も過ごす場所です。ずっと「いいな」と思い続けられる外観にするには、流行りのデザインよりも自分の好みやテイストに忠実にコンセプトや素材選びをすることが重要です。最初の数年は好きでも、後から飽きてしまったり後悔することの無いよう、慎重にデザインしましょう。
屋根や素材はどんなものがいい?代表例と特徴を紹介
ここまで、注文住宅の外観作りのポイントについて解説してきました。でも、具体的にどんな素材や形状があるのかわからないという方もいるのではないでしょうか?ここでは、外壁の素材や屋根の形状で代表的なものの特徴を紹介します。
屋根① 切妻屋根
まず1つ目に紹介するのが、切妻屋根です。住宅の屋根で最もオーソドックスな形状で、住宅街を見ていてもよく見る形だと思います。基本は真ん中で折り返すようになっており、雨水の流れもスムーズです。一見すると地味なイメージを持つかもしれませんが、折り目の位置を変えることでアシンメトリーにしたりとアレンジの余地も十分あります。
屋根② 片流れ屋根
スタイリッシュな印象が実現できるこちらは1つ目に紹介した切妻屋根の折り目を無くして斜めに掛けた形状の屋根で、屋根裏部屋の光の差し込みが綺麗だったり、ソーラーパネルを発電効率を考慮した角度や方角に設置できるなどの利点があります。屋根裏を倉庫としてではなく部屋として広く使いたい、でも「階層の延長」ではなく屋根裏の特別感、ワクワク感を残したい方におすすめです。
屋根③ 陸屋根
屋上を作りたい方には陸屋根をおすすめします。屋上でバーベキューをしたり、のんびりリラックスできるような空間作りができるのが陸屋根の魅力です。ただ、他の屋根に比べ雨水が溜まりやすいので排水経路の確保が必要になります。
外壁①サイディング
サイディングとは、壁の構造体に貼り付けて外観を整える板状の仕上げ材のことです。タイル風やレンガ風など様々なデザインがあり、耐久性や汚れにくさなど機能面も充実したものが多いです。おしゃれでコンセプトにあったものにしたいけど、機能性も重視したい方におすすめの外壁素材です。
外壁②モルタル
モルタルはナチュラルな風合いが魅力で、シンプルな印象になります。モルタルの滑らかさを調整することで表面の凹凸感を変えることができるので、シンプルながら個性を表すこともできます。また、タイルやサイディングと異なり継ぎ目がないので、継ぎ目が汚れやすかったり剥がれるなどのトラブルがないのも魅力です。
外壁③タイル
「タイルを使うならサイディングでもいいのでは?」と疑問に思った方はいませんか?本物のタイルを使うことで重厚感や高級感が出るので、とにかく見た目にこだわりたい、周りとは被らない個性的な外観にしたい方におすすめです。またタイルはデザイン性に富んだものが世界中にあるので、タイル選びも楽しみの1つと言えます。
シンプルだけど個性ある外観にしたい!玄関ドア選びのポイントとは
ここまで外観作りのポイントや屋根・外壁の特徴について紹介してきましたが、実は玄関ドアも住宅の外観を決める大きな要因になります。例えば、外壁や全体的な造形がシンプルでも、赤い玄関ドアを 採用することで差し色となり個性を出してよりおしゃれな印象にできます。ここでは、玄関ドアの種類と特徴について紹介します。
①玄関ドア
こちらは一般的な押したり引いたりして開閉するドアになります。玄関部分が狭く場所を広く取れない住宅におすすめです。デザインの種類も豊富で、光の差し込みなどドアとしての機能以外のこだわりが詰まったものもあります。
②スライディングドア
こちらは開口を広くとって出入りしやすい玄関にすることができます。小さいお子さんがいる家庭やレジャーグッズなど大きなものの出し入れが多い方におすすめのドアです。ですが、ドアのレールが見えてしまうためレールの色が外壁から浮くのが気になる方は事前に馴染むものを選ぶなど工夫が必要になります。
③玄関引き戸
こちらは和風の住宅にマッチしやすいドアになります。スライディングドア同様開口を広く取れ、さらにこちらは左右どちら側からも開閉できます。またすりガラスなど透け感のある素材のものを選ぶことで玄関を明るくすることもできます。
【まとめ】
いかがでしたか?住宅の顔とも言える外観は、外壁や屋根、玄関ドアなど少ない要素にこだわりを詰めるので内装よりもコンセプトをまとめやすくなっています。何年経っても飽きのこないデザイン作りを心がけましょう。