
近年おしゃれで使いやすいオフィスデザインが話題となっていますが、工事費用が高額でなかなか踏み出せない会社も多いのではないでしょうか?そんな時は、オフィスのレイアウトから見直してみるのがおすすめです。
ここでは、小規模オフィスの魅力とレイアウトの考え方、おしゃれで使いやすくするためのポイントを紹介します。
小規模オフィスのここを活かす!レイアウトに欠かせない要素とは
小規模オフィスだと社員の人数によっては物理的にも精神的にも窮屈で居心地が悪そうだと思われがちですが、レイアウトの工夫次第では快適かつ作業効率の良いオフィス空間にすることができます。
まず、オフィスのレイアウトを考える上で重要なのがオフィスの「コンセプト」なのですが、小規模オフィスでは系統やコンセプトにブレがないオフィス作りがしやすい傾向にあります。オフィス全体が広くなればなるほど家具や場所によって必要な設備が異なってくるため1つのコンセプトにまとめにくくなりがちですが、小規模オフィスでは比較的この現象に陥りにくくなります。会社やオフィスの雰囲気、一体感をよくするのに重要な要素なので、レイアウトを決める際はこの「コンセプト設計」をしっかり行うのが大切になります。
逆にこの作業を怠ってしまうと、オフィス全体の雰囲気がチグハグになったり、無駄なスペースが生まれたりして落ち着かない、使いづらいオフィスになってしまいます。
レイアウトはどう考えるのが正解?ゾーニングについて解説
オフィスレイアウトに欠かせない「ゾーニング」とは?
オフィスのレイアウトについて調べている中で、「ゾーニング」という言葉を目にした方がいるのではないでしょうか。あまり聞きなれない言葉ですが、実はこの「ゾーニング」がオフィスレイアウトを考える際に欠かせない要素になります。
そもそもオフィスレイアウトにおけるゾーニングとは、オフィス全体の空間を役割や業務ごとに分け、配置を決めることです。レイアウトにはデスクをはじめとする家具類の配置の検討もありますが、このゾーニングがオフィスの使いやすさの決め手といっても過言ではありません。
ゾーニングの考え方は?代表的な視点を紹介
ゾーニングの考え方は?代表的な視点を紹介
利便性だけでは物足りない!使いやすくおしゃれなオフィスにするには?
ここまで小規模オフィスで活かして欲しい魅力やゾーニングについて解説してきましたが、オフィスのレイアウトと聞いて質素で味気ない空間を想像する人はほとんどいないと思います。せっかくレイアウトを変えるなら、利便性だけでなく見た目もおしゃれなオフィスに変身させたいですよね。そこで最後に、おしゃれなオフィス作りに必要な要素や家具選びのコツについて紹介します。
軸の定まったコンセプトで統一感あるインテリアを
「おしゃれな」と聞くと個人の好みが大きな割合を占める気がして難しく感じられるかもしれませんが、写真や実際のオフィスを見て「あ、いいな」と思われるオフィスには共通点があります。それは配色でも家具でもなく、「コンセプト」にブレがないということです。前述した通りコンセプトはオフィスの使いやすさだけでなく、デザインの方向性も決める道標のようなものです。例えば、黒を基調としたシックな雰囲気のオフィスに、突然ネオンカラーやパステルカラーの椅子とテーブルがあったら、全体の雰囲気から逸脱した感じがあり浮いて見えると思います。このような事態を防ぐためにも、始めのコンセプト設計をしっかり行いましょう。
見た目でけでない実用性ある家具を
小規模オフィスをおしゃれで使いやすくするには、家具選びも重要です。広々と空間に余白のあるオフィスでは実用性よりも見た目を重視した家具でも問題ないですが、小規模となるとそうはいきません。収納力はもちろんのこと、移動のしやすさも見ておくと、レイアウトの幅を広げる事にも繋がります。例えば、スタッキング可能な本棚を普段は重ねて使用し、来客がきたり集中力を要する作業をするときに移動して簡易的な壁のように利用することが挙げられます。小規模オフィスだからこそ、空間利用の柔軟性があるとより使いやすいオフィスになります。
【まとめ】
いかがでしたか?
オフィスのレイアウトは会社によって考慮すべき点が変わるので、まずは自社でレイアウトを通じて何を改善したいのか、デザインで重視したいことは何か考えるところから初めてみましょう。